タイ

タイの労働環境を働く現地採用者が解説!長期休暇も取りやすい!

バンコク

日本では職種によってはなかなか取得しづらい長期休暇に対して、タイの休暇事情はどうなっているのでしょうか?

ヨーロッパ諸国のように「長期休暇はあるのが当然」という国もあるほど、国によって待遇も異なるものです。

今回はタイで働く場合の基本的な勤務体系やタイの祝日・休暇についてご紹介いたします。

当サイトおすすめの転職サイト

タイの企業の労働環境

一般的な勤務時間(午前8時から午後5時まで)

仕事

タイの企業は一般的には、午前8時から午後5時が基本の勤務時間帯です。

工場勤務やオフィスがバンコクから遠い場所にある人は、通勤時間を考慮して設定されているようなので勤務時間がやや短い場合もあります。

勤務時間の変更も可能

タイでは電車の中で子どもが立っていると、どんな人でも席を譲るのをご存知ですか?

タイは子どもをとっても大切にする国なので、子どもが風邪を引いたので休むという理由であればすんなり上司も了承してくれます。

また産後や子どもがまだ幼い場合は、フレキシブルに勤務時間を変更することも可能です。私の会社では、7時か7時半に出勤し、16時か16時半に退社している人も多いです。

バンコク
タイと日本の働き方の違いとは?現地採用の日本人が解説日本とは言語や環境が異なる異国の地「タイ」。 タイの人は穏やかで優しい性格ですが、仕事を一緒にするとなるとまた違った一面が見えてき...

企業の有給休暇は年間8~10日程度

タイ

有給休暇は勤続年数によっても異なりますが、8~10日が一般的です。有給休暇以外にも病欠(有給)の休暇も1ヶ月程度あります

長期休暇の日数は1週間前後

長期休暇を取りやすい時期は、

  • 4月中旬にある「ソンクラーン(タイの旧正月)」
  • 「ゴールデンウィーク」
  • 「お盆」
  • 「年末年始」

です。

日本でいうお盆の時期は、日本の企業が休みのため長期休暇で日本へ一時帰国する人が多い時期です。また年末年始も比較的長く、クリスマス後から1月1週目までお休みのところも多いです。

タイの祝日

年間23日~25日

カレンダー

タイは国王と仏教に関する祝日が国によって定められています

祝日が土日にあたる場合は月曜が振替日に設定されるため3連休となります。ご参考までに、2017年のタイの祝日は下記の通りです。

  • 1月1日:新暦新年(2日に振替)
  • 2月11日:万仏節(13日に振替)
  • 4月6日:チャクリー王朝記念
  • 4月13日~15日:ソンクラーン(旧正月)
  • 5月1日:レイバーディ
  • 5月10日:仏誕節
  • 5月12日:農耕祭
  • 7月1日:銀行休業日
  • 7月8日:三宝節(10日に振替)
  • 7月9日:入安居
  • 7月28日:ワチロンコン国王誕生日
  • 8月12日:シリキット王妃記念日(14日に振替)
  • 10月13日:ラーマ9世記念日
  • 10月23日:チュラロンコーン大王記念日
  • 10月26日:プミポン国王の葬儀(本年のみ)
  • 12月5日:ラーマ9世誕生日
  • 12月10日:憲法記念日(11日に振替)
  • 12月31日:大晦日

日本人の多くは、ソンクラーン(旧正月)や年末年始に長期休暇を取得し一時帰国します。また国王に関する祝日の際は、タイの人々は海外などには外出せずタイ国内で休みを過ごす人が大半です。

また仏教関連の祝日や選挙日などは「禁酒日」と国で定められています。タイ全土でお酒の販売が禁止となりますので、バーや一部の飲食店は禁酒日は休みにするところもあります。

タイの長期休暇の過ごし方

海外旅行が人気!

長期休暇

日本人に限らず、タイ人も長期休暇に海外旅行へ出かける人が増えています。タイから比較的近い海外旅行先で人気の場所をランキング形式でご紹介いたします。

5位:ミャンマー

タイと同じ仏教の国「ミャンマー」も人気の旅行先の1つです。

ミャンマーの首都「ヤンゴン」であれば、タイから日帰り旅行をすることも可能です。長期休暇のときは、バガンやゴールデンロックなどの場所も人気の高い観光スポットです。

4位:カンボジア

タイからだと陸路でも行ける程近い国といえば「カンボジア」。

世界遺産「アンコールワット」があるシェムリアップまでは飛行機で約1時間半。物価も安く、年に一度開催されるカンボジアマラソンも人気のイベントです。

3位:モルディブ

タイ在住の日本人駐在員の奥様に1番人気の場所といえば、「モルディブ」。タイからは直行便も飛んでいるのでアクセスもよく、一度は行きたい観光スポットの1つです。

値段は少々お高めですが、タイから約4時間程度で着くのでアクセスは良好です。

2位:シンガポール

タイから約2時間程度で行ける人気の観光スポットといえば「シンガポール」。

食べ物も美味しく、USSなどのレジャースポットも充実しているので、日本人の家族連れに人気の場所です。

1位:日本

日本人は年に2回程度は日本に帰国しています。

タイ人にも日本は人気の高い旅行先です。特に雪を見たことがないタイ人にとっては、冬の北海道は人気スポットです。他にも京都や九州など、様々な場所に行っています。

まとめ

職種や企業によっても異なりますが、タイは比較的長期休暇を取りやすい環境が整っていると思います。ソンクラーン以外の休みでも、3連休に有給をプラスして長期休暇を取得している方も沢山います。

休みたいときに仕事を休めるのは、働く上でとってもうれしいポイントです。

おすすめ転職エージェント3選

タイを目指すなら、転職エージェントを使って仕事を探すのがおすすめです。以下の特徴のある転職エージェントを選抜しました。登録は3分程度、利用はすべて無料です。

  • 海外に関する求人が豊富
  • 大手のエージェントで非公開求人も多い
  • サポートがしっかりしている

転職エージェントを利用することで、スムーズに海外への転職活動を進めることができます。

当サイトおすすめの転職サイト

たとえば、自分にあった「求人の提案」「履歴書の作成」「面接の対応の仕方」など、海外就職で不安になる部分を無料でサポートしてもらうことができます。

海外転職するならリクルートエージェント、JAC Recruitmentの2つの登録は必ず登録しましょう。

そして、企業からのオファーも待ちながら検討するならビズリーチも合わせての登録がおすすめです。

たとえば、

  • 「タイの日系企業で営業職の駐在員」
  • 「タイの外資系機械メーカーで生産管理」

など指定すれば、条件にあった求人を紹介してもらえます。

求人を見て興味がなければ、どんどん次の求人を探してもらうことで、スムーズに海外就職を進めることができるます。

大手の転職エージェントを利用すれば、ビザがでないブラック企業や観光ビザで違法に労働させる企業を回避することができ安心ですね。

ABOUT ME
アジアハッカー編集部
アジアで働くをもっと自由に。もっと身近に。 編集者はアジア在住歴10年。 中国、韓国、シンガポール、フィリピン、マレーシア、タイ、ミャンマー、インドネシア、香港、マカオなど東アジア・東南アジアで活動しています。