フィリピン

フィリピンの1カ月の生活費は?貯金は?マカティで現地採用として働く日本人のお金事情

ペッパーランチ

私はフィリピンのマカティ市にある企業に現地採用され、在庫管理や電話による顧客対応の業務に就いています。

「フィリピンは物価が安いから、給料も安くて、貯金なんてできない」と思われている人が大半なのではないでしょうか。現地採用の給料で果たして生活ができるのか?貯蓄できるのか?という疑問に、お答えしていきたいと思います。

そこでここでは、私の給料、1カ月の生活費の内訳、1カ月の貯蓄額を包み隠さずご紹介します。

※1円=2.08ペソ

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フィリピンで現地採用の生活とは

一人暮らしの住宅事情

フィリピンに居住する日本人のほとんどが「コンドミニアム」を賃貸しています。

フィリピンのコンドミニアムは約50から70平米が多く、一人暮らしには十分な広さです。またテレビ、冷蔵庫、ソファーなどの家具類が備え付きで、わざわざ買い物に出かけ家具を購入する手間がありません。

共同で利用できるスイミングプール、ジム、テニスコートなども完備され、いたれりつくせりです。

家賃もほどよく勤務先へのアクセスもいい

「そんなに完備されていたら家賃って高いんじゃないの」と思いますよね。でも、私が住んでいるところは約20,000ペソ(約45,000円)で、とてもリーズナブルです。また、会社から徒歩1分のところにあり、非常に便利でした。

フィリピンの食費

牛肉

自炊

スーパーで食材を購入して自炊ができれば生活費が浮きますよね。フィリピンは肉が主食なので肉類が安く、野菜はちょっと高めです。私の場合、1カ月の食費は約8,000ペソ(約18,000円)です。

例)

  • 米1キロ:100ペソ(約210円)
  • 豚肉500グラム:90ペソ(約190円)
  • 鶏肉500グラム:90ペソ(約190円)
  • トマト1キロ:200ペソ(約420円)
  • バナナ1キロ:150ペソ(約320円)
  • ローカルビール:50ペソ(約110円)

外食費はどれくらい?

カフェ

やっぱり恋しくなる日本料理は外食で

海外で生活していると日本食が恋しくなりますよね。フィリピンでは日本食ブームのおかげで日系の食品・レストラン企業がたくさん進出しています。

私はラーメンが好きなのでよく食べに行きますが、1杯約450ペソ(約950円)するので日本よりも高いです。ですので、長引いていた仕事が終わった時などに食べに行くようにしています。

外食費は約11,000円

フィリピンには韓国人も生活していて、おいしい韓国料理がたくさんあります。安くて、ボリュームがあるので一人暮らしの私にはとても助かります。

たまに外出先で仕事するときはカフェで済ませるようにしていて、合計で月約5,000ペソ(約11,000円)かかります。

フィリピンの生活で月々かかるお金

電話料金

現地で携帯電話を購入して、毎月20GBまでデータ通信量を使用できるプランに加入しています。月々2,000ペソ(約4,400円)を支払っていますが、ネット環境は特に問題なく使用できています。

また、ショッピングモールでWifiを無料使用できるので、データ通信量を節約したいときに行くようにしています。

水道光熱費

フィリピンの電気料金はアジア圏で日本に次ぎ、2番目に高いと聞いたことがあります。私の場合、エアコンをなるべく使わないように生活して、月約2,000ペソ(約4,200円)かかります。水道代は比較的に安く、月800ぺソ程度(約1,700円)で済みます。

交際費

フィリピンで生活していると日本人同士のコミュニティーがとてもできやすいです。仲良くなった日本人と食事をしたり、同僚のフィリピン人とパーティーに参加しています。月約8,000ペソ(約18,000円)ほど交際費に充てています。

日本だと1回だけで飲食費が1万円以上かかることもざらです。でも、フィリピンのローカルな場所で飲めば2,000円もかからないで楽しむことができます。

移動・交通費

フィリピンでの交通手段はタクシーが多いです。東南アジアで人気の配車アプリGrabを使えば、目的地を入力すると自動的に料金が計算され配車され、送迎してくれます。ちょっと高いですが、流しのタクシーよりも事件に巻き込まれる可能性が低いのでとても助かります。

どこかに遊びに行く場合、往復で約200~300ペソ(約420〜660円)かかるので、月3,000ペソ(約6,600円)ぐらい充てています。

フィリピンで現地採用の生活費合計

海鮮

月々の出費を下記にまとめました。

  • 家賃:20,000ペソ(約45,000円)
  • 食費:8,000ペソ(約18,000円)
  • 外食:5,000ペソ(約11,000円)
  • 光熱費:2,800ペソ(約5,500円)
  • 交際費:8,000ペソ (約18,000円)
  • 通信費:2,000ペソ(約4,400円)
  • 交通費:3,000ペソ(約6,600円)

貯金は毎月76,000円程度

月の生活費の合計は48,800ペソ(約100,000円)、手取り75,000ペソ(約156,000円)ですので26,000ペソ(約56,000円)貯蓄しています。

クラウドソーシングで副業をしていて、月約2万円の収入があります。ですので合計76,000円ほど貯蓄しています。また、年2回ボーナス(約100,000円)を含めると年間約1,000,000円ほど貯蓄することができます。

まとめ〜フィリピンで現地採用者、貯金もできて余暇も満喫

日本と比べると、ずいぶん生活費を抑えることができ、貯蓄もできるのではないでしょうか?交際費と外食費の出費が他と比べると多いですが、自炊生活を心がけたり、お付き合いを減らすことでさらに貯蓄が可能だと思います。

貯蓄しては、国内はもちろん海外旅行で東南アジアを周遊したり、日本に帰国する航空券に充てています。この記事で、フィリピンで仕事をして、フィリピンでのゆとりある生活に興味を持っていただくと幸いです。

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ABOUT ME
アジアハッカー編集部
アジアで働くをもっと自由に。もっと身近に。 編集者はアジア在住歴10年。 中国、韓国、シンガポール、フィリピン、マレーシア、タイ、ミャンマー、インドネシア、香港、マカオなど東アジア・東南アジアで活動しています。
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