韓国企業の勤務時間は?祝日は?韓国企業に就職した経験から働き方教えます

ソウル

日本と時差がなく、文化や習慣が近い韓国。では、韓国の仕事スタイル、例えば勤務時間や祝日はどうでしょうか。また、世界的にも日本人は働きすぎとよくいわれますが、韓国ではどうでしょうか。

仕事をするにあたって、オンとオフをしっかり区別したい人や、仕事でのストレスを休暇で上手に発散する人もいるでしょう。海外企業であれ、日本の企業であれ、働く上で、勤務時間や休暇は非常に大切です。

今回は、韓国企業に就職した経験から、韓国企業での働き方や休暇事情についてご紹介します。

韓国企業の一般的な勤務時間は9時〜18時

ビル

私の勤務している韓国企業では、9時~18時が定時です。

他にも多くの韓国企業と取引がありましたが、韓国の場合、

  • 8時30分~17時30分
  • 9時~18時
  • 9時30分~18時30分

を定時とする企業が多かったです。いずれも、休憩1時間、実働8時間です。

ただし、製造業の場合は時間が流動的で、昼夜交代の会社が多く見られます。

例えば、8時~17時と17時~2時の2交代制や、8時~17時、17時~0時、0時~8時の3交代制などがあります。

夜間から明け方にかけては、追加の手当が発生するため、男女問わず昼夜交代で働く人も多いです。

韓国の法定休日はわずか年間11日

韓国

韓国の法定休日は、年間11日しかありません。

韓国では、旧暦も併用しているため、祝日の中には、旧暦で定められたものもあります。

お正月とお盆は、それぞれ「ソルラル」、「チュソク」と呼ばれ、旧暦で祝います。これらは1年の中でも代表的な節句のため、その前後2日あわせて3連休となります。

また、韓国の大統領選挙は、週末ではなく平日に行われます。その場合は選挙日が祝日となり、国民は会社や学校には行かず、選挙に出向きます。

宗教人口のうち、プロテスタント34.5%、カトリック20.6%を占める韓国では、クリスマスが祝日となります。

祝日が週末に重なった場合には、基本的に振替休日となります。ただし、会社の裁量によるところも多く、通常出勤する企業もあります。

韓国の祝祭日

カレンダー
  • 1月1日:新正(シンジョン)
  • 1月1日:(旧暦)旧正月(ソルラル)
  • 3月1日:三一節(サミルチョル)
  • 4月8日:(旧暦)釈迦誕生日(ソッカタンシンイル)
  • 5月5日:子どもの日(オリニナル)
  • 6月6日:顕忠日(ヒョンチュンイル)
  • 8月15日:光復節(クァンボッチョル)
  • 8月15日:(旧暦)秋夕(チュソク)
  • 10月3日:開天節(ケチョンジョル)
  • 10月9日:ハングルの日(ハングルラル)
  • 12月25日:聖誕節(ソンタンジョル)

※旧暦の旧正月は毎年異なります。

韓国企業で有給休暇を取るには

韓国の勤労基準法では、1年間80%以上出勤した勤労者に対して、年間15日の有給休暇が与えられます。

入社して1年未満や80%に満たない場合は、皆勤1ヵ月につき1日が付与されます。勤務2年目は、有給休暇である15日から、1年目に使用した有休休暇の日数が差し引かれます。

例えば、1年目に有給休暇を3日使用した場合、2年目は12日となります。3年目以降も継続して勤務した場合は、2年に1日ごと有給休暇が追加して付与されます。

最初は日本との違いに戸惑いますが、韓国で働く上では、韓国の法制度をしっかり理解しておくことが必要です。

祝日の少ない韓国

韓国

韓国では、日本に比べて祝日が少なく、休暇を取れる期間も非常に限られています。また、土曜日も勤務する会社も多く、週末に泊りがけで遠出するのが難しいです。

1年を通して、ソルラルとチュソク以外には、ほとんど連休がありません。また、韓国では「家」を重んじる伝統がまだ深く残っているため、ソルラルやチュソクには親戚が一同に集まります。

各家庭では、前日から何十種類もの料理を作ったり、祭祀を執り行ったりするため、子どもたちも一緒に手伝います。

最近では、ソルラルやチュソクの連休を利用して、海外旅行に出かける若者も増えましたが、親世代との認識の違いにより、なかなか自由に過ごせないという話をよく聞きます。

韓国での休暇の過ごし方

とはいえ、韓国でも休暇を有意義に過ごすためのスポットや観光地がたくさんあります。

特に子ども連れや定年を迎えた夫婦などは、渓谷や海などへ出かけたり、キャンプやサイクリングなどのアクティビティで汗を流したりすることも人気です。

また、都心でゆったり過ごせるカフェや大型書店でも、休日には数多くの人々でにぎわいます。限られた時間の中で、できるだけ心と身体をリフレッシュさせたいと考える韓国人が多いです。

韓国の出産・育児による休暇制度

韓国では、出産・育児などによる休暇をなかなか取得できる環境ではありません

制度としてはありますが、周囲の視線を気にしたり、退職を促されたりして、結局は仕事と育児を両立できずに退職せざるを得ない家庭が多いです。

特に、男性社員の育児休暇取得についても、近年注目されつつありますが、まだまだ現実的ではありません。勤務時間のフレキシブルも同様です。

韓国政府は、この状況を改善しようと取り組み始めましたが、現時点では、会社の方針や慣習によって判断されるところが多いといえます。

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まとめ

韓国では、土曜日出勤や残業が多く、仕事による過労死やうつなども社会問題となっています。

土曜日に出勤する会社も多く、祝祭日が日本よりはるかに少ない点を見ると、韓国人が仕事に費やす時間は非常に多いといえます。

また、仕事と家庭のバランスを築くのがとても難しく、ストレスを感じやすくなります。

そんなときは、長い時間を共にする同僚や上司と積極的に良い関係を築いたり、大好きなことを仕事にしたりするなど、個人レベルでできることもあります。

韓国では、仕事をする時間をできるだけ楽しみながら過ごし、オンとオフを上手にコントロールすることが大切です。